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東北の伝統武術【柳生心眼流兵術】の稽古及び趣味のブログ。
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昨日は休みだった為にとりあえず昼までのんびりネットなぞしながら昼食。その後、色んな武術の本を見ながら、他流、他拳法の有効そうな稽古について考える。だからと言ってそれを盗用するつもりではない。自分が今やっている稽古法に穴はないか?より密度の高い、鍛錬的な要素を含ませるには??それを考えるのだ。

今日は「身心の強さを養う」場合の話に特化してみたい。

…鍛錬は決して密度が薄いものであってはならない。例え生徒がその稽古の意味が詳細にわかっていなくても(それも本来ダメだけど)、守るべき部分さえ守れば一定の効果が体に残るようなものでなくてはならない。楽しさや充実感も大事だが、それがメインの目的になってはならない。肉体のみならず精神性の鍛錬も含まれなくてはならない。
それはとても難しいものだ。しかしその模索や行き着くまでの過程が楽しい。だから続けられる。楽しくないならやる意味自体がない。

同門より面白い質問メール。
古武道において乱取りとは?なぜ柔道や空手ほど約束組手や自由組手が発達しなかった?
さて回答の前にこれは大きな誤解を含んでいるのではないか?ということを指摘したい。現代格闘と古武を比較した場合、自由組手や約束組手(古武では乱取りと呼ぶ)を始める時期・タイミングが異なるだけである。まず古武は「形」が存在し、これの意味を把握し、かなりの割合が体に染み込むまで一般的には乱取りはやらない。なぜなら染み込ませている最中に乱取りをやっても「本来の自分の体の動き」しか出ないから。そのまま続けたら突きや蹴りを打つことに慣れはするだろう。威力も次第にある一定のところまでなら高まるだろう。汗もかくし楽しいだろう。しかし「形が自分に語りかけてくる事」が聞こえにくくなるだろう。
形とは、達人が自分の身体運用法を動きとして凝縮した、完成されたカリキュラムなのだから、そのカリキュラムの比重を下げるようなことがあってはならない。せっかく積み上げた努力をゼロとまでは言わないがマイナスにしてしまう危険があるのだ。
どうしてもという場合なら…同じ稽古に飽きてしまわないようにしたいなら…部分部分の取り出し稽古に留めておくのが吉だろうが。
人間、単純な筋力や瞬発力、反応速度は年々衰えていく。だからこそ体捌きであったり、力を込めない訓練であったり、年齢の衰えにあまり関係しない単純な筋力以外のものを、個人的には練磨していきたいと思っている。若い内は形やそれに付随した鍛錬で体を練ること主眼とした鍛錬を徹底的にやり、形が体に染み込んできたらそこで初めて対練的な稽古の比率を徐々に高めていく。これが当道場の「現在の」稽古や鍛錬への考えである。
以上を踏まえて回答する。あえてこれとは言わないが、自由組手的なものや約束組手的なものは、普段の稽古の中で既にこなしているのだ。ただ、気がつかないだけで、当流においても十分発達している。偉大なる先人が受け継いできた武術なんだから。
無論上記が全ての古武にあてはまるわけではないのも付け加えておく。

さて、「楽しみとしての武術」の場合。

…も書こうかと思ったが、時間がきたのでまたの機会に。
こういう話はなかなか表現が難しい上にどんなに語っても語りつくせない。文章とは難しいものだ…。わかりにくい部分もあるかと思われますがご容赦を。



今日の一言
明日も休み!嬉しいなあ…。
昨日は昼ごはん食べたら少し昼寝してしまったのでもったいない時間を過ごしてしまった。今日は近所の小さい焼き鳥屋(でも美味)で一杯!これがたまんないんだなあ…(笑)


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初コメント
北関東の田舎にいる門人です。
私もとうとう三十路!
武術の練習にはもってこいの年ですね(?)

形に関して、先日お会いした心眼流の先生のお話に「形は先人(流祖)からの賜りもの」というのが出てきました。
若干、表現は違うかもしれません。
ただ、形は非常に重要であるということでした。
その後に「技は一代限り」というお言葉。
その人が死んでしまえばその技はそれでなくなってしまうということです。
形が技につながっていくためには、十分すぎるくらい形を振らないといけないですね。

ということで形を振りにいってきます。
2007/04/26(Thu)22:10:39 edit
おっと
ついに三十路ですか・・・おめでとうございます(笑)

形は賜り物、技は一代、まさにその通りかと。
形を技に繋げ、技を形に繋げる事こそ「妙味」というものだと思います。
お互い無意味に形を振ることだけは無いようにしたいですね。
管理者 2007/04/26(Thu)23:38:56 edit
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松本一史義次
性別:
男性
趣味:
映画・ライブ・読書・釣り・ドライブ・食道楽・ゲーム
自己紹介:
手乗り文鳥とあらゆる娯楽を愛す。
生涯一武道家、生涯一修行者を目指す。
武術はとりわけ柔術と棒術好き。
これからの武術は各流派各団体の連携も大事。認め合い学びあう姿勢はあらゆる場面で必要である。

相方と楽しむ桜の宴が春の楽しみ。
雀踊りや七夕の勾当台公園野外ライブが夏の楽しみ。
仙台ジャズフェスが秋の楽しみ。
牡鹿や石巻にハゼ、アイナメ、カレイ釣りに行くのが冬の楽しみ。

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